『おいしいごはんが食べられますように』を読んだ。タイトルに惹かれて読むのをずっと楽しみにしていた。祈りのタイトル。人生って祈りだと思っているから。 小説で、大円団とまではいかなくともうまい具合にまとまって終わる話が好きじゃない。短期間でそん…

俗世にまた疲れてしまった。モテがどうだ、結婚だの不倫だのセックスだの高学歴高収入だのうるさいよ。そこに愛はないんか。愛ってどこにあるんですか。ツイッターにはない。自分の周りにはあるとは思っている、いや信じている。祈っている。解放されたい。…

恋人の存在で私の人生がいっぱいになるのがいやだ。 私は恋人以外にも大事なものをたくさん持っていたはずなのに、気づけば私の人生の中で彼の比重がどんどん増えていく。 怖い。 彼はそんなことなさそうだから、さらに怖い。 私だけそんな感じという非対称…

○ヘミングウェイ『老人と海』 薄くて読みやすい。のに予想外の場面展開が多いのが見事。老人の感情がはしばしで伝わってくる。 ○吉野源三郎『君たちはどう生きるか』 生き方に悩んでしまって自己啓発本を取ったつもりが小説で、しかも自分の生き方を肯定され…