○ヘミングウェイ『老人と海』
薄くて読みやすい。のに予想外の場面展開が多いのが見事。老人の感情がはしばしで伝わってくる。
○吉野源三郎『君たちはどう生きるか』
生き方に悩んでしまって自己啓発本を取ったつもりが小説で、しかも自分の生き方を肯定されてしまい面食らった。わたしはいつか生産者になりたい。
○角田光代『平凡』
短編集だった。特に2〜30代女性は自らの境遇と重ねやすいかも。角田光代の作品にはずれなどないのです…
○林真理子『ルンルンを買っておうちに帰ろう』
日経新聞に掲載されていた彼女のインタビューが素敵だったので著作にも興味が湧いた。ページをめくるたびに笑った。読むのが楽しかった。