受け取りました

 

え?はいはいわかりますよ、考えてます。

でも正直、将来どうなりたいのかと聞かれても「わ…っかりませんねえ…」としか言えないですねえ。

将来のこと、どんな職業につくのか、結婚出産の選択をするかしないか、どこにどう住むのか、なんて知らねーよ、未来から来た人でもあるまいし。 おっと、いえいえ、わ…っかりませんねえ…

 

「将来をきちんと考えろ」と言う人は、そういう風に考えてきて、それで成功した(と思っている)ために私にもそうしろとアドバイスをくれますでしょう。しかし私が同じように将来のことをきちんと考えて行動した結果、成功できるのか?わからないですね。

 

あと、「きちんと」ってどこまでか?「将来」とはどの程度先の話なのか?なんたる曖昧さでしょうか、このアドバイス。あ、その尺度は自分で考えろと。ハイ、すみませんでした。

 

人のアドバイスって、どこまで受け入れていいか悩みますよね。本当に自分の欠点を言ってくれているのか、アドバイスをしたいだけなのか、その時虫の居所が悪かったのか。こんなこと、声に出して言えませんよー。だって、じゃあ自分でやれよ、と突き放されてしまうでしょう。大人になって怒られるってありがたいことですものね。だから一応話は全て取り込んでおきます。しかしそのあととても悩むのです。どこを残して、どこを切り捨てるべきか。

 

人は、自分の範囲内でしかアウトプットができないでしょう。だから教育、って恐ろしいなと常々思いますし、子どもを育てるということのグロテスクさにおびえます。自分が教えていること、間違っているか正しいかなんてわからないのに、正しいと言う。正しいとはなんですか?

 

私って、色々なものからできているんですよね。家族、友達、会社の人、観た映画、読んだ本、聴いた音楽、インターネット、数多の他人。影響の大小はありますけれどね。私って何なんでしょう。私が完全に一人で生み出したものって何もないじゃないですか。亡霊みたいですよね、あるのにない。

 

ああとりあえず、アドバイスありがとうございます。とても消化しきれませんから、一旦しまっておきます。こうしておけばしまったことも忘れませんし、内容もバッチリです。そしていつか、はたと思った時に引っ張り出してみます。それが、私にとって最も丁度良い時なのですから。